2007年05月30日

山崎蒸留所inロッキー

はいっ、お久しぶりのロッキーです。最近飼い主はお出かけの度にロッキーを連れていくのを忘れるので困ったものです。
今回は飼い主の数少ない知り合いの中からウィスキー好きの人を募って山崎蒸留所へ来ました。って、お連れは2人だけですか?
「ううっ、ちょっと急だった事もあり、ほとんどの人が先約ありだったんだよう。それに、私の周りにはウィスキー飲みが少ないしねぇ」
でも、結果的には少人数で動いた方が正解だったかもしれません。ともあれ、阪急電車に乗って大山崎駅に向かいます。
大山崎駅から蒸留所までは約10分。駅前に地図がありますし、道のりは単純なので迷う事もありません。方向さえ間違わなければ。JRの線路の向こうに見えて来ました、SUNTORYの文字が書かれた建物と……でっかいポットスチル!
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入り口を過ぎると受付があるので、飼い主が受付をして来ます……
あれ、なにまごまごしてるんですか?
「今回は工場見学だけのつもりだったんだけど、何故かセミナーの受講も予約されている……」
セミナーの受講は、ネットで見た所予約で一杯だったんじゃなかったっけ?
「じつは今回の予約、私ではなく知り合いの人に頼んでおいたんだ。気を利かせてセミナーが受けられるようにしてくれたみたい」
それはラッキーだったね。でもセミナーって時間が決まってなかったけ。
それだ。適当に梅田を1時に出たけれど、本当は1時半に着くようにしなければいけなかったみたい。……セミナー受けれると思ってなかったからなぁ。でも、順番を逆にしてセミナーを受けてから工場見学もできるみたいだし、とりあえず2時半からの受講を受けるぞ」
というわけで、飼い主一行はセミナー会場へ向かうよ。
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会場には4人掛けのテーブルが8つほどあり、テーブルの上には数種類のお酒やおつまみが置かれています。今回は何のセミナー?
「現在山崎蒸留所で開催されているセミナーは「五感で楽しむシングルモルトセミナー」ということで、6月までのテーマは『産地別シングルモルトテイスティング』。ウィスキーの作り方や、サントリーが取り扱っているシングルモルトウィスキーの中から山崎、白州、マッカラン、ボウモアの4種を飲み比べたり、様々な食事と合わせてみるというもの。山崎に至っては加水してみたり、ソーダ割りを作ってみたりいろんな味を体感できるみたい」
まずはサントリーのおねーさんがウィスキーづくりの工程を説明して、それを聞きながら試飲。またウィスキーそれぞれに合うおつまみを探しながら食べるという試みも面白いね。
「ボウモア…いわゆるアイラモルトのようなスモーキーフレーバーの強いお酒には個性の強いブルーチーズが合うのは分かるけど、ウィスキーに甘いものが似合うというのはちょっとした驚きだったなぁ。ジャパニーズウィスキーは、ストレートでここに飲むとやはり個性で劣るけど、水割りにして和食と合わせるとかなりいけると思う」
やっぱりジャパニーズウィスキーは日本の食卓に合わせたウィスキーなんだね。

次はいよいよ工場見学だよ。セミナー受講中は飲んでばっかりで写真撮るの忘れてた飼い主だけど、見学は撮りまくりだったね。
「違う!厳粛な雰囲気だったから遠慮してたの!!」
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まずは製麦。原料となる二条大麦を発芽・乾燥させて麦芽にします。
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次に仕込み。ここで先ほどの麦芽を砕き、温水とともに仕込み槽へ。デンプンが当分に変わり、これをゆっくりと時間をかけてろ過し、きれいにすんだ麦汁を作ります。
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麦汁を発酵槽に移し、酵母を加えます。
(ここまでの工程は蒸留所で貰ったパンフレットから引用しています(^^;))

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ウィスキーに使う材料。成分の大半を占める大麦はもちろんの事、香付けに欠かせないピートも展示されています。
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これはピートを掘り出すスコップ。

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いよいよ蒸留。
ウィスキーの象徴とも言えるポットスチルと呼ばれる単式蒸留釜で蒸留を行います。巨大なポットスチルが並ぶ様は壮観だね。そして、全部同じように見えるけど、途中に小さなこぶがあったり、すらりと長い形があったりと、微妙に形が違います。そしてこのわずかな違いで、ウィスキーの味も変わってきます。
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ポットスチルのオレンジの胴体に、山崎の自然が照り映えて微妙で美しい色合いが浮かんでいます。幻想的な光景ですね。

次は樽詰……なんだけど、今は作動していないということでスルー。
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じゃ〜ん♪貯蔵庫にやって来ました。ポットスチルで取り出されたアルコールがここで長い月日を過ごし、樽と山崎の地の成分を吸って熟成されていきます。
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樽の中はこんな感じ。うーん、ウィスキーづくりには「天使の分け前」が必要と言うけど、天使ってかなり飲むんだね。
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樽にはホワイトウッドが使用されるのが普通。ただ、日本にはこのホワイトオークが輸入されない時期があって、その時には日本のミズナラの木が使われたんだって。ただこの木は加工しにくい上に、何十年も熟成させないとウィスキーは完成しないらしい。その代わり、出来上がったウィスキーは世界的に認められる程の風味をかもし出すらしいよ。

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飼い主の生まれた年に熟成を開始した樽を発見したよ。
ということはこのお酒は今……
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飼い主に殺されそうなので熟成年数は控えておく事にするよ。それにしても、山崎は山に囲まれ、自然が一杯の町。そういえば町並みも、時代が止まったかのような落ち着きのある雰囲気だったね。

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工場見学の後は試飲会。試飲開場のテーブルには簡単なおつまみが用意されていて、山崎と白州、それに子供やドライバー向けにオレンジジュース(なっちゃん)と伊右衛門茶が常備されてるよ。ウィスキーは水割りとソーダ割り、言えばストレートでも飲ませてくれるみたい。お連れさんは当然のようにストレートで飲んでたね。
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ロッキーにも一口ちょーだい。
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ゲットwww

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試飲会の後はお土産を買って、最後にちょっとだけウィスキー館を覗いて来ました。時間がなかったけど、色んなウィスキーのサンプルが飾られてたよ。
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ロッキーを捜せ。
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研究所のビーカーみたい。きれいだね。
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おしゃけがいっぱい……きらきら。
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中央にあるでっかいポットスチルだよ。色合いがきれいだね。
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中はこんな感じ。何処までも続く。

ウィスキー館はこんな感じで、山崎蒸留所の80年の歩みをパネルや映像で見れたり、「ウィスキーライブラリー」と称されたスペースでは7000本にも及ぶ原酒やウィスキーが並んでいます。製法による原酒の違いや経年原酒の比較試飲なんかもさせてもらえるそう(テイスティングは有料)。今回は時間がなくてゆっくり見る時間も、テイスティングの時間もなかったけど、次の楽しみと思えば良いよね。
今回は初参加で工場見学とセミナーが受けられたということで飼い主もお連れさんも満足してたよ。また近いうちに来れたら良いね。
飼い主は夏までにもう一度来るとか息巻いてたよ。ちょっとは自重したら?
山崎蒸溜所ブログ
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posted by 紫 at 00:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 積読目録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ロッキー、ナイスなナビゲーション! この日の記事だけでウイスキーの製造行程が判るよね。もっといくらでもゆっくりできる場所でしたね☆
Posted by 43210 at 2007年05月31日 00:47
●43210様
なんだか、工場で撮った写真を並べたらウィスキー工程講座みたいになってしまいました(^^;)。

山崎はかなり落ち着く場所でしたね。
工場に行かなくても、あの周辺でゆっくり飲むのも良いかもと思いました。
Posted by 紫 at 2007年06月01日 01:17
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